This is the Beach VolleyBall


 肌に突き刺さるような燦々と降り注ぐ灼熱の太陽・容赦なく身体の動きや体力を奪ってしまう深い砂・絶え間なく吹き続け気まぐれに向きを変える風。自然との闘いが求められるスポーツ・ビーチバレー。バレーボールの全てのスキルが必要でオールラウンドに質の高い均一のとれたプレーを要求されるビーチバレー。選手達は鍛え上げられた美しい肉体を惜しげもなく披露し見ている人を魅了する。

 1920年代にカリフォルニアで始まったとされるビーチバレーは、波のない時にサーファー達が時間つぶしにビーチで気軽に楽しくできるスポーツはないかと考えられたスポーツと言われています。その後レジャースポーツとして徐々に広まっていきブラジルなどでは独自の発展を遂げていきました。1983年にはビーチバレー発祥の地アメリカで、プロスポーツとしては例を見ない選手が運営の中心になって大会を開催する団体AVP(Association of Volleyball Professionals)が設立されビーチバレー人気に拍車をかけました。1987年2月世界バレーボール連盟(FIVB)が始めてワールドツアーをブラジルのリオデジャネイロで開催し大盛況を納め、これまでに30以上の国でワールドツアーが開催されてきました。

 1996年のアトランタオリンピックから正式種目となり、2000年のシドニーオリンピックでは“最も入手困難なチケット”ということで一気に人気競技になりました。その背景にはビーチバレーの会場では音楽を流し、水着姿の美女がダンスを踊ったり得点をつけたり、DJが観客を盛り上げ一緒にダンスを踊りウエーブを行ったりと、他競技にはないイベント性やビーチという開放感も手伝って欧米ではメジャースポーツになりつつあります。また2008年のオリンピック誘致争いでは各国が誘致の目玉にビーチバレー開催場所をメインに掲げ、パリはエッフェル塔前広場を北京では天安門広場を会場に使用すると提案し各国のビーチバレー人気の高さを示しました。



オリンピックへの道


 アテネオリンピックでの出場条件の例をあげると、2003年6月〜2004年7月11日までに国際バレーボール連盟(FIVB)主催のワールドツアーが20大会開催され、そのうち成績が良かった8大会分のポイントを合計し、開催国ギリシャを除くランキング上位23チーム(合計24チーム)がオリンピックに出場しました。上位23チーム以内に5大陸(欧州・北米・南米・アフリカ・アジアオセアニア)各大陸の国が1チームも入れなかった場合は23位以下でも出場が可能で、アテネ五輪男子大会の場合はこれに当てはまったのがアフリカ大陸でポイント上位だった南アフリカでした。また、上位23位以内に同じ国のチームが複数入っている場合は最大で2チームまで出場できました。アテネ五輪男子大会の2チーム出場国をあげるとブラジル2・スイス2・ドイツ2・アメリカ2・オーストラリア2・ノルウェイ2・オーストリア2・以上7ヶ国でした。
以上の条件を満たせば2008年の北京オリンピックにも出場が可能になります。
ただし大幅なルール改正がある場合は出場条件が変更になることもあります。